牡馬クラシック三冠レース最終戦 菊花賞を「究極の相馬眼を持つパドック派」予想家 古澤秀和氏が現時点での有力馬の評価と当日パドックで見るべきポイントを解説。
今年は皐月賞馬とダービー馬が不在で大混戦が予想されるこのレース、人気になるのは前哨戦で好成績を残した馬たち。
神戸新聞杯【GII】1着ステラヴェローチェ・2着レッドジェネシス
セントライト記念【GII】1着アサマノイタズラ・3着オーソクレース
他にはドゥラメンテ産駒の出世頭、弥生賞を勝ったタイトルホルダーが挙げられる。
大混戦の中有力馬たちの評価はどうする?またこの馬たち以外で可能性がある穴馬は?
■出演
古澤秀和
2002年に雑誌競馬王でデビューしたのを機に、プロ予想家としての活動を開始。中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。必ず開催競馬場に足を運び、生の馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。それを基盤としながら、血統やレースリプレイ、過去データ分析などのファクターを絡めて予想している。主に各馬の「適性」を見極めることに注力し、「適性外の条件で惨敗」→「適性条件で巻き返し」というパターンに重点を置いた予想を展開。これにより、複勝10倍を超えるような穴馬も高頻度でピックアップしている。