競馬予想に欠かせないファクターである「厩舎」について取り扱っていく「厩舎予想の方程式」。
今回は斉藤崇史厩舎(栗東)を取り上げます。代表馬といえばグランプリ3連覇を成し遂げたクロノジェネシス。同馬にも象徴されるように、斎藤厩舎は12月に強い厩舎。とりわけ、冬場は管理が難しいといわれている牝馬で強い厩舎。
そんな斉藤厩舎が有馬記念に送り出すのはジェラルディーナ。今年のエリザベス女王杯を優勝に導いたC.デムーロ騎手とのコンビ継続で、強力な牡馬を相手に一矢報います。
斉藤厩舎のほかに、イクイノックスを管理する木村哲也厩舎に関する様々なデータも、調教や騎手などの多角的な視点から解説しています。非常に役に立つデータが揃っていますので、ぜひご覧ください!
今回で『厩舎予想の方程式』は最終回となります。厩舎というファクターでの予想は奥深く、見ていただいた方が、さらに競馬を好きになっていただけていたのなら幸いです。最終回までお付き合いいただきありがとうございました!
柿谷陽介
20代前半に競馬専門紙の馬柱を制作するシステム等を開発する会社に入社し、馬柱システムを活用したデータ分析に従事、以後、約30年間、競馬データ分析に携わり続ける。POGムック青本では創刊時より中心的メンバーとして活躍。現在は競馬データに限らず、競馬の幅広い分野で活動を行っている。
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